初心者朝練テキスト
基本
1 軽めのギア比
1分間で90回転くらい回せるギア比。
ロードの場合だとコンパクトクランクで34x19くらいになります。
2 前の人と同じ走行ラインを走ります。
車間を1台分くらい離して。
3 走る位置は路肩から100cmくらい中央寄り。
4 前の人の背中に視点を置いて背中越しに前方を見ます。
背中越しに全体を見ます。
注意点
※ 接近しすぎない。近づいていったらペダルを空回りさせながら漕ぐのを止める。
※ 後に人がいることを忘れない。 自分がブレーキを掛けると後方は急ブレーキになる。
※ できるだけ真っ直ぐ走る。
※ 一定速度で走る、前のスピードが上がっても一定で走る。
※ 手信号をまもり、先頭の合図に気がついたら2番目以降でも後ろに伝達する。
※ 車間に注意するあまり前走者の後輪ばかりを見ない。
※ 止まる場合は早めに合図を出し、合図を出してから減速をはじめる。後ほど減速が急になりがちです
※ 止まるときは前の人の後輪と被らないように一列棒状に止まる。
ステップ1
全体での走行
何人かで走ると速度の違いで集団が伸び縮みすることがあります。
その場合集団内でブレーキを掛けると後の人がぶつかったりして危険になる場合があります。
また後についていて前走者の後輪に接触して転倒したりすることもあります。
一定の速度で走れるように心がける。
1 車間を出来るだけ一定に保って走ります。
2 前の走者に緩く接近してきた場合、前走者の右側にずれると空気抵抗で自然と減速できる。
ただ大きく動くと後がさらに振れますから注意。ペダルは回したまま(空転)
3 速度が速い時に自分の前の人が苦しくなり、その前の人と車間が離れてきた場合
いわゆる中ぎれ
右から声をかけて速度差を少なめにゆっくりその前走者に追いつきます。
その場合追い越された人は左に寄って 減速して後ろまで下がります。
4 コーナーは先行する人の後ろ(後輪が走った線上(ラインと言います))を追従する。
イン側に行きがちなので注意。
注意点
※ 最後部の人は後続車などが来たら前方に声をかけて注意を促しましょう。
※ 先頭の人の合図が後全員の動きを左右します。
※ 速度が速いと自転車の動きが速くなり、特に左右の動きはクイックになる。
※ ブレーキも急に効きますのでジンワリ当てる(当て効き)ように。
※ 基本は集団内でのブレーキは危険な場合を除きできるだけ使いません。
※ クネクネ区間は前の人のラインをトレースする。
※ 前走者の後輪と自分の前輪が重なると危険です。車輪が併走状態にならないように注意します。
※ コーナーで車輪が重なってしまった場合、自分がイン側だと安全。
アウト側の場合はペダルを緩めて重ならないようにします。
※ 前を走っている人を追い越す場合は声をかけます。
追い越される人が初心者の場合急に後から不意にくるので驚くことがある。(公道でも声かけお願いします)
ステップ 2 集団走行先頭交代(安全な場所で)
先頭交代
先頭交代は一定の時間を引いたら前を譲って最後尾に行きます。
理由は先頭は空気抵抗が大きく後に行くほど楽に走れます。
全員が空気抵抗を分散することで長く楽に走れるようになります。
1 走り出して集団が安定したら(大体1km)先頭交代を始めます。
2 ゆりあげの場合大体30秒くらい引いたら先頭を交代します。
3 交代の順序は
右手で合図を出します(手を離せない人は肘でもOKです)
左側に進路を譲ります。速度を落として最後尾に付きます。
4 2番目の人はその速度のまま走り、20秒~くらいで先頭を代わります。
注意点
※ 合図→左に寄る→減速の順番。
※ 車線変更はなめらかに行う。急ハンドルは後ろの人は対応できない。
※ 先頭に出ても速度を上げない。ついついスピードが上がります。速度を維持。
※ 走る場所は路肩から60センチくらい真ん中寄り。
※ 交代の合図のときはペダルを回しながら。急に足を止めると2番目の人との車間が縮まり、大変危険です
※ 左に寄ってから速度を下げる。左によらないと2番目の人は右に膨らまないといけなくなる
先頭の人は自分が左に移動できるスペースを保って走る。集団で真っ直ぐ走る基本。
※ 2番目の先頭がいなくなるとスピードを上げがちなので意識して速度を保つ。
先頭に出た人が急に速くなっても後ろの人は合わせなくても良いです。
※ 最後尾に付くときは一番後ろの人の速度に合わせると良い。合わせないと切れることがあります。
※ 速度が速く苦しくなったら先頭を引いて走りきってから切れるようにすると安全です。
真ん中で切れるのを中切れといいます。