このホイールについて、何もお知らせしていないことに気がつきました。
最近はディスクブレーキ対応のホイールも少しづつ需要が増えてきていますが
今回ご紹介するホイールはTEBEで作ったホイールです。
リムハイト38ミリで幅が最大28ミリ。リムの内幅は17ミリです。
断面は紡錘型でタイヤのつく部分が少し狭くなっています。
2017年の夏から販売中ですが、大変好評で、あらためて(多分初めて)ご紹介いたします。
リムの高さは38ミリ 横風の影響を受けにくいようにリム内側部分も丸くなっています。
スポークは前後共24H
リムはブレーキ当たり面がいらない分、側面を少し柔らかくして乗り心地を良くしました。
リムを作っているのは台湾の企業で昔は大ロットでないと販売してくれなかったのですが
近年は小ロットでも可能性が出ています。
カーボンの積層もある程度指定できるのもありがたい点です。
スポークはSAPIM Dライトという日本国内未入荷のディスク専用スポーク
ねじれに強いです。
ストレートプルは使わず乗り味ソフトなノーマル手組みです。
体重によってある程度調整可能です。
フランジが狭いハブで体重の重めの方ですと剛性感が落ちますがスポークホールが直線になるようなドリリングにして強さを求めました。
フランジもスポーク角度が均等に近くなるようにしました。
リムはクリンチャー専用
チューブレスにしなかった理由は初めての方でも使いやすくするためです。
当時はカーボンリム部からエアー漏れが時々あった。
リムテープをぴったり貼るのが面倒
シーラント
タイヤを入れるのが大変(今は逆に外すのが大変なメーカーもあります)
重量の問題
クリンチャーがタイヤ自体を軽くできる(坂が軽い)。
リム自体もクリンチャーが軽いものが多い。
クリンチャーとラテックスチューブを使うとタイヤ込み250gくらいなので丈夫な
チューブレス300g+シーラント30g相当よりも実は軽かったりします。
タイヤ交換も普どおり簡単。
カーボンリム+ラテックスチューブを使えるのはディスクブレーキならではのメリットでもあります。
前後セット重量
6穴タイプ 1540g
センターロック1550g
軽い部類に入ります。
軽さを求めるなら6穴がおすすめ 軽いローターも多いです。
6穴とセンターロックタイプはハブが違います。
センターロックタイプはシールが厚めなのでグラベルはセンターロックタイプが丈夫です。
ちなみに6穴タイプのハブは転がりの抵抗はカンパフルクラムのカルトベアリングと同等で、すごくよく回ります。ダウンヒルで違いを感じるくらいですから
高性能なことは間違いないです。
(ベアリングの抵抗 これについてはブログで後日データをアップする予定)
シャフトは12ミリ フロント100 リア142
価格 前後セット
税別 128000円
138240円(税込)