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2024モデルの価格動向



ずっと値上がりが続いている中で

今年は在庫調整でセールもあり少し落ち着いた感がありました。


価格が下がり傾向になった理由は

コロナ禍で作りすぎた在庫を減らすためです。

特にアメリカメーカーは見込みではもっと売れ続けると考えていたものの

目算が大外れだったようです。


アジア系の下請けOEMもキャンセルによる打撃でなかなか大変だったようで部品メーカー

にもかなり余波が行ったようですが

OEMにキャンセルしてもなお余るというのはすごい発注量だったのでしょうね。


こういうこともあってシマノなどは完成車向けのパーツ供給を絞っているか

生産を減らしているようで、高めの完成車は入手しにくくなっています。


さて

価格ですが円安が定着して輸入品は上がっています。

去年140円くらいの計算から145円ほどに定着しつつあるので

これからはじわじわと5%くらい上がる見込みです。



コンテナはコロナ前の倍で安定(船積地で大きな差がある)

しかし景気低迷日本に来る船が減っているらしく

(抜港というそうです。)

その分は価格維持で値上げ傾向です。

大量輸入するブランドほどコンテナが増えるのでまだまだ価格が上がる傾向です。


飛行機便もまた上がってきています。

6月と8月で比べると2ヶ月で30%もアップになってしまいました。




完成車は現在セール価格で色々な新型が出てくると現在のレートでの計算になるので、今後出てくる新型は5−10%アップ

大きいところでは20%アップくらいの見込みです。



セール前2023の価格と比較すると全体には130%(1.3倍)くらいになりそうです。



高額なモデルは先ほどの理由で品薄傾向になります。というか、なっています。

特に完成車の良いモデルを検討中の方はお早めに。

フレームからのバラ完はむしろ完成車より安く仕上がることがあります。


TEBEのOEM工場などは工場を新築してベルエキップの6倍ほどの工場を作ったそうです。

世界的には自転車需要が戻っているようです。





価格が下がったメーカー

(一時的なセール含む)

ジャイアント現行モデル 現在セール価格続行中

オルベア  在庫一部はお値打ち

ウィリエール 2024モデルは価格が下がりました。

(これは国内で完成し作っているからです)




値上がり系のメーカー


ピナレロ2024モデルは60万円くらいから

2023が少しあるのでそれらがお買い得


ジャイアント新型 少し5%ほど


DEROSA  大幅な価格アップがあります。






大きな変化無し

BOMA

TEBE フレーム




平均的価格(税別)



アルミ105 11s ディスク  25万

アルミ105 12s ディスク  28万


カーボン105 12s ディスク 35万

カーボン105電動ディスク   48万


カーボンアルテ電動 ディスク  80万

   

ここから下はおねうち

上は高めです。



















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