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大弛峠 チャレンジ

遠藤の個人的な趣味のため

8月後半にお休みをいただいて行ってきました。



過去行った峠を並べてみると


国道最高地点  渋峠 2172 m 高校生の時攻略済その後何度か通過

国道最高地点 第2位  麦草峠 2127m 21歳に攻略済

道路最高地点  乗鞍  2720m 第二回から参加 20回以上攻略済


秩父 正丸、刈場坂、

中部信州 鞍掛、白巣、真弓、安房、鳥居、しらびそ、地蔵、(R152) 分杭、温見峠 などなど


まだ行けていない頂点は

車道最高地点   

大弛峠  


*また青崩も行ってみたい(林道でない純正青崩)

*清水峠も廃道寸前らしいが行ってみたい


情報をみるとそもそも頂上付近は長年ダートのままで、最近になって舗装が進んでいるらしいとのことで。


山梨側は全舗装

長野側はダート10km


長野側の情報は少なめで動画サイトなどで見た限りではまあまあの荒れ具合らしいということがわかりました。



時期

夏は暑すぎるし仕事も多いので一段落する8月後半に設定

気温も落ち着いて涼しいか寒いくらいで峠に行くにはちょうどいい時期


コース









1日目

石和温泉に泊まって栄養補給

甲府は蕎麦屋でもつ煮が食べられるということで早速堪能

もつ煮は蕎麦屋でしかそもそも出なかったそうです。

なので蕎麦屋でビールと一緒に。



機材




最初はグラベルのGRAVELOにしようと考えたが

ダートが10kmのみ。 残り舗装路ということでタイヤ32Cも入るA ROADに変更

タイヤはIRC BOKEN


フレームの隙間は十分なのとそもそもがロードバイクなので走行感を損なわずに改造完了。



GRAVELO


 


2日目


6時半スタート

平坦は無くスタートからじわじわ登って峠の標高は2360mまで


朝食を多めに摂っていたので40kmで2200mなら必要無いと考えていました。

途中数件コンビニをスルーして上りに差し掛かったら補給しようと考えていました。


ところが登りが始まったらすっかりローカル道路になり、400mほど登ったところで何も無くなったので改めてコンビニ確認。

なんとこの先には無く4km戻らないと無いらしい。


そう思うと腹が減っているような気がする。




とりえず乙女湖まで行って考えようということで淡々と進んでいく。

勾配は宮城風の激坂は無く平均的で7−8くらい。


すでに腹減り感が出てきて乙女湖で何かあるかもしれないと期待しながらまずは到着。

しかしカフェがあったがまだ開店前。



確実に腹減りモード確認。


横に自販機があって甘めの何かを

とポケットをみると中にあったのは1万円札。

そして自販機は甘めのドリンクが売り切れ。

微糖はあったが。


もう帰ろうかと思ったがそういえば携帯カバー裏にに緊急用1000円札があるのを思い出し

ピーチネクター50Kカロリーを買ってなんとかクリアした。


乙女湖で標高1700m


スタートから1500m登った



情報では峠の茶屋があるはずでそこで補給すれば下り基調なのであとは大丈夫なはず。

10kmで700mくらいなので。


乙女湖からスタートしてしばらくは平坦基調

上昇する雰囲気が無い。


登りの区間で平坦があるということは残りの区間はきつい登りになる。

平坦区間を普通に走って残り2kmくらいからまた空腹感が。


ヒルクライムで堪えるのは頂上までXXkmという道標。

あと何キロ・・と距離を数えるのは結構つらい。


そこでガーミンの画面で標高を出すようにした。

標高だと距離よりも着実に刻んで行って”出来た”感が実感できる

登山の気分だ。


残り4km

腹減って一度止まる。

峠に行けば茶屋がある。そこでカレーうどんが食いたい。

いや、なんでも良い。


残り3km

霧と風が出てきた。腹減った。またもやストップ2回


残り2km

左側にガードレールっぽいのが出てきてフルシーズンは観光地なのだと感じる。


残り1km

頂上ゴールを動画にしようかと考えたが霧が濃く、車の動きもほとんど無く

あまり感動的でもなさそうなので淡々と峠を目指す。


到着





ユーチューブでみた峠とは雰囲気が違って車が4、5台。

登ってきた方(南)から猛烈な風が。

雲の中なので霧状の雨が降っている。




寒い


そういえば台風が来ていたのだ。

気温13度くらいか。

ETXEONDOのウィンドジャケットを着る。

一気に暖かくなる。

優れものだ。



動画を撮って茶屋で補給をしようと思ったところ

今日は休業の看板。

補給路を断たれた。





このまま下るか

または

引き返すか?


引き返すのは悔しい。次回がいつになるか?わからない。


反対側はダートで10km

川上村まで下りなので漕がなくても良い。


しかし、転んだりパンクしたら?

風向きからすると多分向こうは晴れている。


しかし、人間のエネルギーがあれば大丈夫だが腹減りと気温が低い。


少し迷って4年前にグラベルで骨折したのを思いだした。

ここで折ったらしばらく発見されないかも。。

そもそも交通量も少ない。



引き返した。



下りで指先が痺れてきて

あーこれは低血糖のエネルギー切れだなあと再確認。

戻って正解。



下るにしたがって気温が上昇。


太陽も出てきて無事に下山しました。


一番最初に見えた食堂、塩山のきくや食堂さんで

天ぷらうどんを食べ、しびれました。

おいしかった(写真無し)

となりのおじさんが食べていた もつメシ だったか?がすごいうまそうで今度来たら食べます。

帰りに店主さんと話したら、そもそもこのコースでヒルクライムがあるそうです。




その後はゆっくり石和温泉の宿に戻りました。



山梨を走って車の動きで感じたのは

狭い道路で対向車が来る時に後ろの車が無理に追い越さずに

ゆっくり待ってくれているのには驚きました。

ここは、まるでスイスです。



夕方からホテル近くの焼肉屋さんでビール

よく眠れました。(いつもですが)







大弛峠 いつかリベンジします。











































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