同等スペック、同じ生産工場でもブランド価格差が出ていますね。
最近は価格の変更も続いております。
ざっくりメーカーの価格の状況をまとめました。
輸送費
コンテナ不足は解消されているようで価格も元に戻りつつあるようですが、
船便送料はコロナ前の倍くらい。
素材
金属素材アルミフレームは16年頃とくらべて製品原価3倍くらいです。
カーボンに関してはOEMの価格はコロナ前10%くらいで以外と上がっていません。
円安
1ドル 110円から今は140円
これは大きい
無駄なく買えるのは以下の通り
下に行くほど高コストです。
① フレーム単体販売とシマノで組む
コンポがシマノ国産品であれば実は世界から見ても安くなっています。
BOMA
TEBE
TIME
DEROSA
ピナレロドグマ系
その他中華系、ウィンスペースやYOELOEなど
② 日本国内で組んでいる完成車メーカーを選ぶ
フレームのみ輸入して組み立ては日本国内で。
最近増えています。
ウィリエール
FOCUS
コラテック
ブリヂストン
③ 送料があまりかかっていない完成車メーカーを選ぶ
GIANTはパーツの輸入後、台湾工場で組んで各国への輸出のワンウェイ。
オルベアも同じくスペインで組み立てるシステム。
④ 自転車以外のコストが多くがかかっている完成車メーカーは高い
・パーツやフレームの移動距離が長く回数も多い
・多国間の流通回数が多い
・7分組の箱で流通しているメーカーは高めになる傾向
カンボジアー中国ー日本ー本国の多国間移動が多いため送料が嵩む
各メーカーごとの比較例 (価格は税別)
シマノアルテ電動 ホイールは安価モデルの場合
① フレーム単体販売のものとシマノで組む
BOMA SAI DISK 555,000
TEBE Aroad 523000円
タイム ラルプデュエズ21 680000円
② 日本国内で組んでいるメーカーを選ぶ
ウィリエール ZERO SL 680000円
コラテック 478000円
フォーカス イザルコマックス 693000円
ここまではほぼ同じ価格帯ですね。日本で組んでますから。
③ 送料があまりかかっていないメーカー
ジャイアントTCR 750000円
(ホイールはかなり良いのが付いています)
オルベアオルカエアロ 770000円
④ 自転車以外のコストが多くがかかっているメーカーは高くなってしまう
ビアンキオルトレ 1050000円
トレックドマーネGen4 1160000円
など有名完成車メーカーは高めです。
BMCはとうとう今月から値下げ
いかがでしょうか
同じコンポーネントでもこれくらいの違いになります。
あのタイムと倍近く差ができる完成車メーカーとの内容の違いは何?
ブランディングだけではないんですね。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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